いよいよ、ハウスメーカーとの契約。
あれ、何したらいいんだ?
私達のような消費者目線の声を知ることができるような参考になるサイトってなかなかないですよね、、、
そんな方々に向けて、今回はハウスメーカーとの契約時に気をつけること、準備しておくべきことなどに焦点を当てていきます!
はじめに
一生に一度の買い物のクオリティを左右するハウスメーカーとの契約。
契約と聞くと、かしこまった感じで息が詰まるような状況を想像される方が多いかもしれません。
実際緊張感はあるのですが、空気感に負けることなんてありません!
今回皆さんにお伝えしたいことは、なんでもやっていいよってことです。
法に触れない限り、私たちがやっていけないことなどないのです。
注意すべき4つのポイント
図面を再度確認しましょう
契約時の間取りがその後の基準となるので、再度図面をよく見てください。
後述しますが、契約時の間取りからマイナスする分は少し損になるので、契約段階で盛り盛りの内容にするのはおすすめしません!
見るべきポイントを以下に示します。
- 延べ床面積
- 建蔽率、容積率
- オプション
特にこの項では2点目の建蔽率と容積率についてお話しします。(その他については次の項で)
建蔽率とは、、、
『敷地面積に対する建物の1階部分の面積の割合』です。
つまり、建蔽率50%の土地では、30坪の土地に対して1階部分面積は15坪まで許容されるということです。2階建てとするとその倍の30坪の家となるので、平均的な大きさと言えるのではないでしょうか。
容積率とは、、、
『敷地面積に対する建物の延床面積の割合』です。
つまり、容積率100%の土地では、30坪の土地に対して延床面積が30坪まで許容されるのです。
具体的には、1階と2階がそれぞれ15坪、計30坪の家まで建てることが可能となります。
今回は例として30坪の土地を挙げましたが、都内や人気のエリアでない限り、40坪以上の土地が多いと思いますので、基本的には意識しなくても問題のない指標です。
とはいえ、図面を作成する際に参考にした土地で、理想の広さが実現できるのかどうか、という点で見ておくべきポイントです!
金額についても要確認!
こちらも最も重要な項目の一つです。
先ほど図面確認の際に挙げた
- 延べ床面積
- オプション
これらがダイレクトに金額に影響するので、図面とセットで要注意です!
延べ床面積
ここが1番料金の変わるポイントです。
現時点の図面での延べ床面積が今後の価格設定に影響するので、要注意です。
もう少し細かく解説すると、、、
35坪の図面で3500万円で契約したとしましょう。
この場合坪単価は100万円ですが、間取りを広くする際は坪単価100万円が追加されていきますが、狭くする際には坪あたり80万円ほどしか引かれないのです。
つまり、自分の希望よりも広い間取りで契約しようとしている方、ご注意ください!
増やす分には定価ですが、減らす分は少し損なのです。
今後の予定と出費の確認を!
契約時に今後の予定について、必ず確認してください!
場合によっては間取り修正の期間が極めて短い、など想像力を働かせないと気付かない箇所があります。
毎回イメージするのも大変なので、アドバイスはひとつ
「このスケジュール延ばせますか?」と聞くことです。
絶対に延ばせないと言われた場合は要注意ですが、滅多にないと思います。
基本的にはプランなので臨機応変に変更が可能であると思うのですが、大切なのは言質を取ることです。
それと同時にいつ、どの程度のお金が必要になるのかも確認してください!
全てローンで支払うことはもちろん可能ですが、支払いスケジュールによってはローンの借り方が少し変わってくる場合があります。
初めから分かっておくに越したことはないと思いますので、こちらも要確認です。
重要事項の説明もしっかりと
契約時には必ず、重要事項取扱説明書に目を通してください。
実際にはハウスメーカーの方が読み上げて隅々まで説明してくださいます。
ここでも必ず質問することを忘れずにお願いします!
全て理解する必要はありませんが、録音に収めることが大切なのです。
とはいえ、何を質問すればいいの?という方に向けて私が実際に準備して行った質問例を記載しますので参考にしてください。(その場で思いついた質問もたくさんしました笑)
- イレギュラーが生じたときに必要となる追加費用はどちらが負担するのか。
→状況次第で変化するようでした。 - 坪単価が改定されたときにどのような対応になるのか。
→基本的にはハウスメーカーが巻き取ってくださるが、坪単価の増加が大きい場合は折半になる場合も。 - 営業担当は変わらないのか(私達は営業の人柄と仕事内容で決めたため)。
→変わることはない。あっても責任持って最後まで面倒を見てもらえる。
他にもたくさんしました。
特に大切だと感じたことは、自分たちが不利になる可能性があるかもと感じたらすぐに質問することです!
契約後に質問して、不利だとわかってももう遅いので、ラストチャンスだと思って(本当にラストチャンスですが笑)すべての不安要素を質問してしまいましょう。
ここでもひとつひとつの質問に対する回答の丁寧さ、的確さで信頼度がどんどん上がるはずです!(下がるようでしたら、引き返すラストチャンスです。)
番外編
録音、絶対にしてください!
本当に大切なので再三ですが、お伝えさせてください!
家を引き渡されるまでに数々の打ち合わせがあり、多くの希望を伝えると思います。
いざ家が引き渡された時に、ここ指摘したはずなのに、、、という状況に陥った時、どうしますか?
何も準備していなければ、ハウスメーカーにそんな要望聞いていません。と言われて終わります。
そんな泣き寝入り、したくないですよね。
そのために必須の事項が録音です!
言った言わないの水かけ論争に簡単に終止符を打つことができるのです。
録音なんて、、、していいの?
そう思われる方も多いはずです。私もそうでした。
しかし今では、秘密や騙すようなことがなければ録音しても問題ないので、録音を許してくれない場合怪しいなと思ってしまいます。
それくらい録音は当たり前なのです!
安心して録音しちゃいましょう!
とにかく質問!
こちらも再三にはなりますが、、、
家を建てる時って、本当にわからないことが多いんですよね、、、(単語とか)
そんな時にとにかく質問です。
録音+質問で怖いものはありません!
不安要素は全て取り除きましょう!
契約前、本当にここでよかったかな?と考えることがあるでしょう。
そんな時にInstagramなどを見て、ここがいいかも、あそこの方が、、、そう思うのも自然なことです。
それでも契約を決意したハウスメーカーなので、信頼したい!そんな時にこれからの不安要素、他のところの方がいいかもと思った理由を基に質問することをお勧めします!
最後に
お伝えしたいことをもう一度まとめます。
- 図面の再確認を
- 金額も併せて確認!
- 今後の予定と出費について
- 重要事項の理解
- とにかく録音+質問
皆さんの契約がうまくいくことを願っております!