はじめに
注文住宅は一生に一度の大きなお買い物ですが、完全に後悔のない家づくりには注意が必要です。
建てた後で「もっとこうすれば良かった」と感じることがあります。
建築中の計画や選択において見落としがあったり、想定外の問題が発生したりすることが原因です。
このような後悔をしないために、この記事では、よくある失敗事例と、その対策6つをまとめました。
私もこれから着工するので、自らも後悔しないようにまとめています。
みんなで後悔のない家を建てましょう!
実際にあった後悔事例 6選
予算オーバー
注文住宅を建てる際、予算オーバーは多くの人が後悔する原因となります。
予算オーバーを防ぐためには、まず総予算をしっかり決め、その範囲内で家づくりを進めることが大切です。
たとえば、建築費だけでなく、土地代、諸費用、家具や家電の費用も考慮に入れる必要があります。
また、予算を守るためには、オプションや追加工事を安易に増やさないよう注意しましょう。
最初から余裕を持った予算を組み、急な出費にも対応できるようにしておくことが、後悔を防ぐための対策です。
急な出費とは、地盤強化費用などがあります!
ちなみに私はめちゃくちゃ考えたにもかかわらず、予算オーバーしました。。。
予算を抑えるためには、本当に少ない予算で家を建てようと考えてみるのも重要だと思います。
例えば2000万円で家を建てるにはどうするべきか!?と考えてみてください。
そこに本当に必要なものだけを追加していくことで、過不足のない質の家を建てることができるでしょう。
間取り
間取りに後悔するケースも少なくありません。
しかし、後悔に気が付くのは家を建てて暮らし始めてからなのです。。。
家を建てるときは、家族構成やライフスタイルに合わせた間取りを考えることが重要です。
たとえば、子供の希望があるのであれば、将来の部屋の使い方も考慮に入れて設計しましょう。
子供を例に出したのでこのまま話しますと、、、
3人ほしいから3部屋必要かと言われるとそんなことはありません!
さみしいですが、20年もしないうちに家を出ていってしまいます。
このようにライフプランをしっかり考えて間取りを決めましょう!
また、収納スペースが不足して困ることもありますので、必要な収納をしっかり確保することも大切です。
せっかく理想の家を建てたのに、収納不足で物が溢れてしまう、なんてことは避けたいですよね。
断捨離も一つのですが、できない方もいると思うので、収納は多すぎるくらいがちょうど良いかもしれません。
日当たり
建てた後で「もっと日当たりの良い土地を選べばよかった」と後悔する人もいます。
日当たりが悪いと、家の中が暗くなり、寒さや気だるさを感じやすくなることもあるかもしれません。
日当たりは土地探しにおける最重要ポイントの一つとも言えますが、これについては『土地探しに役立つチェック項目 5選』や『こんな土地は気をつけて!地形の注意点』で大解説しています!
ぜひご確認ください。
設備や機能
家の設備や機能について後悔することもあります。
たとえば、キッチンやバスルームの使い勝手が悪い、コンセントの位置が不便などです。
これを防ぐには、日々の生活を想像しながら設備や機能を選ぶことが大切です。
また、家族の成長やライフスタイルの変化を見越して、将来的にも使いやすいように設計しましょう。設計段階で細かい部分まで確認し、実際の生活で困らないようにすることで、後悔を減らすことができます。
最近は家に備え付けの家電が非常に多くなっています。
例えば、ランドリールームには備え付けのプラズマクラスターをつけることができたり、、、しますが、、、
私は壊れる可能性のあるものはできる限り家に付けたくないと考えていました。
家電として買っておいておくほうが、買い替えも楽で良いと考える派です。
メンテナンスの手間
家を建てた後で、メンテナンスの手間が多くて後悔することがあります。
たとえば、外壁の塗装が頻繁に必要だったり、掃除が大変だったりすることです。
これを防ぐためには、メンテナンスが少ない素材や設備を選ぶと良いでしょう。
たとえば、耐久性の高い外壁材や、掃除がしやすいキッチンやバスルームの素材などがあります。
また、定期的な点検や掃除のしやすさも考慮して選ぶと、後々の手間を減らすことができます。
ちなみに現在は外壁のメンテナンスが非常に楽な材質があったりもします。
掃除しなくてもきれいだったり、これまで10年ごとに必要とされていた再塗装が不要であったり、といった非常に大きなメリットがあります!
『かっこいい』『おしゃれ』で決めるのも良いですが、プラスアルファで『メンテナンスが楽』も加えるとことができると最強だと思います。
コミュニケーション不足
注文住宅を建てる過程で、営業や業者とのコミュニケーション不足により後悔することもあります。
たとえば、希望を伝えきることができず、コンセントの位置や壁紙など希望とは違う家になってしまうことなどです。
これを避けるためには、打ち合わせを時間をかけて丁寧に行うことが重要です。
打ち合わせの際には、要望や不安をしっかり伝え、理解してもらうことが大切です。
遠慮は本当に不要です!
『言い過ぎたら面倒がられるかな』
『めんどくさい客になりたくないな』
そんなことは一切考えないでください!むしろ意見を出さないほうがやりがいないくらい、と言われました(笑)
また、定期的に進捗を確認し、疑問があればその都度質問することで、完成後に「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐことができます。
最後に
家を建てるという大きな決断をするにあたり、失敗や後悔を防ぐための準備と知識は非常に大切です。
この記事でご紹介した実際にあった6つの失敗事例とその対策を参考にして、慎重に計画を進めていただければと思います。
家づくりには多くの選択が伴いますが、一つ一つの選択をしっかりと考え、納得のいくものにすることで、後悔のない住まいを実現できます。
皆様が、理想の家を手に入れ、快適で幸せな生活を送れることを心から願っております。
家づくりの旅が成功するように、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。